取り組み方
初めてエコアクション21に取り組む際の手順は、まず代表者が、エコアクション21に組織全体として取り組むことを決定し、取組み対象となる組織と活動の範囲を明確にします。このように、エコアクション21の取組みにあたっては、”代表者のリーダーシップ”が何よりも重要となります。
次に、エコアクション21に取り組むための実施体制を決定します。そのうえで、環境に関する現状調査(初期調査)として、エコアクション21ガイドラインの「環境への負荷の自己チェックの手引き」及び「環境への取組みの自己チェックの手引き」を基に、事業活動に伴う環境負荷の把握と環境への取組み状況、組織に適用される環境関連法規等を把握します。
そして、その結果を踏まえ、「環境経営システム」の要求事項に基づいて環境経営システムを構築します。
環境経営システムについては、次の図のとおり、計画の策定(Plan)、計画の実施(Do)、取組み状況の確認及び評価(Check)並びに全体の評価と見直し(Action)の”PDCAサイクル”を基本として構築し、この結果を環境活動レポートとして作成し、公表します。
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環境負荷(エネルギー使用量、ごみ排出量など)を把握し、把握した環境負荷の削減のための目標などを立てる(Plan) |
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1で立てた目標達成のための取組みを行う(Do) |
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2で行った取組みの結果を取りまとめて評価(Check)し、次の改善につなげる(Action) |
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1〜3の取組みを「環境活動レポート」にまとめる |
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以後、このサイクルを繰り返すことにより継続的改善を図っていきます。
エコアクション21への全体的な取組みの手順は、次の図のようになります。
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